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7. 「いじめの加害者を作らない」

という視点が広がってほしい

2013年9月29日

NoBuli's Forest ~ノブリの森~ では、
「いじめの加害者を作らない子育てを目指す」
と言っていますが、
「いじめの加害者を作らない子育て」という考え方は
あまり一般的ではないようです。

いつだったか、新聞記者の方とお話をしていて
「加害者を作らない子育て?
それは、自分の子どもが加害者になるかもしれない、
ということを前提にしているのですか?」
と質問されました。

そうやって言葉にすると
なんかショッキングに聞こえますね。

「わが子が加害者になるかもしれない」と
特に意識したことはないですが、
「加害者にならないように子育てをしなくちゃ」
とは、いつも思っています。

とにかく、TVで報道されるようなひどいいじめが
少しでも減ってほしい。
学校だけじゃらちが明きません。
行政がからんでも空回りしている気がします。
根本的に解決するには、いじめっ子が出なければいいんだ
という単純思考から、
「いじめの加害者を作らない子育て」を
口にするようになりました。

でも普通は「被害者」にならないように
子育てしたい、と思いますよね。
もちろんそういう気持ちも強いです。

でもいじめはたいてい、ほんっとに予期しない些細なことで
(ほとんどいじめる子のきまぐれで)起こります。
だから被害者にならないように注意する以上に
加害者にならないことにも気を配っていたいのです。

そして、子育て中の人や子どもに接する機会がある
あらゆる人に、そういう意識を持ってもらいたい、と
切に切に願っています。

子どもと関わる人すべてが、そういう視点で
接したら、あんな、TVで報道されるようなひどい
いじめには至らないのではないか、
と本気で考えています。

じゃあ「いじめの加害者を作らない」ためには具体的に
どう接したらいいのか、という話になりますよね。

考えを整理しないと書けないので、
それについてはまた今度。

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