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6. 自己肯定感を育む習慣・阻む習慣

2013年9月22日

子どもには、自分自身のことを好きでいてほしいと思います。

そんなこと本人は意識しないと思うけど、

無意識のところでポジティブなイメージを持って、

自分は大切な人間だ、大切にされるべき人間だ

と思っていてほしい。

いわゆる自己肯定感、というやつです。

 

自己肯定感を育むにはしっかり愛情を伝えましょうとか

人格を否定する叱り方はしないように、とか

本に書いてあります。

 

わたしは、言葉で愛情を伝えるのはこっぱずかしいので

よくムギュー……ハグします。

我が家の子どもたちは中学生と高学年ですが、ハイ、いまだに。

あいさつ代わりです。

たぶん私にとっては唯一、照れずにできる愛情表現なので

この習慣はできるだけながーーく続けたいです。

 

あと、人格を否定しない叱り方。

これが難しい。

子どもが感情的になればこっちも感情的になりがちだし、

感情的になったら罵倒したくなります。

「いい加減にしろ、ほんっとにアホやねんから!」

と言っても、本当に子どものことを

アホと思っているわけでは、もちろんありません。

でもそう言われた子どもは、きっと口答えしつつ

「ぼくはアホと思われてんねんや……」

とショックを受けると思います。

 

わたし自身、子どものころ妹と大ゲンカしたときに、母が妹に

「ほっときなさい、お姉ちゃんワガママだから」と

目の前で言ったのを覚えています。

絶大な信頼を置いている、大好きな母にそう言われ、

反抗したい気持ちより

悲しい気持ちがブワッと出てきました。

 

とはいえ、本当に私は妹に遠慮がなかった

(というか、意地悪だった)ので

母が心底頭にきてそう言ってしまったのは、

自分が母となった今は、すごくよく分かります(^_^;)

でも、言われた方の気持ちもよく分かるので

罵倒したくなったらこのことを思い出すようにしています。

 

イライラは早めに小出しにするのがいいんですね、きっと。

そしたら罵倒したくならずにすむかも。


 

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